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2011年1月 1日 (土)

謹賀新年

皆様、明けましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願い致します。

今年はどんな年になるでしょうか。野村証券の今年の経済成長の予測では中国が一番の9.5%、ですが、日本は比較対象となったインド、米国、欧州等の国の中では最低の2%以下となっています。予測はあくまで予測ですし、市場というのは関係者の心理で違う方向に行くのも過去何度もありましたので、予測で簡単にあきらめないで、自ら景気を作っていくという気概で頑張っていければと思います。特に政府があてにならないので、政府には期待せず、民間が国をひっぱっていく実力をそのまま発揮できれば日本はまだまだいけると思います。

昨年のあるチャリティ・パーティで、ドイツ証券の調査部長であった武者稜司さんにお会いしました。武者さんからは、日本経済はコイル・スプリングがぐっと圧縮された状態であり、何かのきっかけに急速に回復するポテンシャルがあるという心強くなる自説をきかせていただきました。たしかに野村証券での調査でも企業の手持ち資金は史上最高レベルで、M&Aが回復するのではないかという期待もあるようです。東証の調査でも昨年は時価総額は減少しましたが、外人投資家の資金流入は増えているようです。投資案件が増加すれば、株式市場が活発化します。ぜひそうなってほしいものです。

私としては楽観的な観測を支えとし、また、今年はM&A関係についても重要な判例がでた昨年の流れをもとに、M&A関係のトピックもしっかりと研究し、取締役と監査役の経営判断の原則について参考になるような情報発信を行っていきたいと思います。また、市場をめぐる法律、特に内部統制報告制度やその他の開示制度、不公正取引規制等の金融規制や、不開示による民事責任や金融商品の販売に関する最近の地裁レベルの判例の進展についても、いろいろと考えていきたいと思います。

今年が皆様にとって素晴らしい年となるよう祈念いたします。御一緒にがんばりましょう!

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