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2009年10月 5日 (月)

日本GP決勝は見ごたえのある戦いだった

TOSHI先生が書き込みをされてヘビーなレポートを期待するということですので、あつかましくも書かせていただきます。

日本GPはベッテルの優勝で終わりました。45週目にトロ・ロッソのアルグエルスアリが130Rでクラッシュしてイェロー・フラッグがでて、ベッテルの10秒以上のマージンは打ち消される事態となりましたが、ベッテルの速さは他のマシーンを圧倒しており、イェロー・フラッグ解除後残り4週で2位のトヨタのヤルノ・トゥルーリに4秒のマージンをつけて圧勝しました。ベッテルは終始速く、素晴らしい走りでした。

グリッド2番手で発進したトゥルーリは、期待にこたえ良くやってくれました。スタートのときに3位ハミルトンに抜かれ、その後の周回は明らかにハミルトンのほうが速く差をつけられ始めたのですが、ハミルトンのタイヤがたれたのでしょうか、ハミルトンのタイムが伸び悩み始め、少しづつですが追いついていきました。ハミルトン2回目のピットストップの間にさらにマージンをつめて、その後のトゥルーリの2回目のピットストップ発進後に抜き返すことができました。これはハミルトンの2回目のピット後のハプニングと、トゥルーリの2回目のピットワークのよさがもたらした結果です。

ハミルトンの2回目のピット終了後、明らかにピットレーン出口に向かうときにエンジンのミスファイアが発生し、タイムロスをしていました。私はマクラーレンのピットの斜め上から見ていました。ピット作業を終了して出て行ったハミルトンのエンジンが出口信号前で異音を発してあまり音がしなくなったときに、エンジンが止まったかと思いましたが、出口をでて50mもいったところで再びパワーが戻って出て行きました。彼も少しあせったでしょう。

おそらく、トゥルーリのピットではこの様子をみていたと思います。2回目のピット作業はすばやかったです。彼がピットレーンから出て行ってハミルトンの前に出たときは、たくさんの拍手がわきました。音でほとんど聞こえませんでしたが(笑)。トヨタさん、本当におめでとうございます。次回ブラジルないし次々回アブダビでは、ポーディアムの中央にぜひ立ってください。

ところで、チャンピョンのベッテルは、決勝開始前の午前11時30分から行われたパドッククラブの鏡割りに突然現れました。パドッククラブのお客さんは大喜びだったけど、決勝前、緊張感も高まってきているときに、仕事とはいえ前にでてもみくちゃにされて、それでも優勝を素晴らしいレース運びでうばっていくなんで、なんてすごい若者なんでしょうか。この冷静さは天性のものなのか、後から身につけたものなのか。

しかし、鈴鹿のメインスタンドにあんなに空席があるのはF1でははじめてではないでしょうか。シケイン後の高く増設されたコーナー席も下のほうは空席だらけ、また、第一コーナーをでたところのスタンドにも空席がありました。私にとってははじめての光景です。やはり景気の悪さは深刻です。鈴鹿のタクシーの運転手さんは2006年に比べると6~7割という感じと語っていました。

また、中嶋選手は残念な結果でしたが、もし中嶋選手が今シーズンもっといい成績で鈴鹿にこれたら、もう少しお客さんがきたのではないかと思いますし、ホンダが参戦していれば、もっとGPは盛り上がっていたと思います。経済を一刻も早く回復基調の軌道にのせ、ホンダを呼び返して、トヨタ・ホンダがまた競い合うような環境を早く作りたいものです。

そして、佐藤琢磨のような素晴らしい活躍ができる日本人選手がやはりほしいものです。その琢磨君はGP期間中いろいろなイベントで元気な顔をみせてくれていましたが、パドッククラブのモビリティランド(鈴鹿サーキット運営主体)のスイートではトークショーを行いました。もう一度F1のシートに戻りたいという彼の言葉に、皆さんが力強く拍手でそのサポートの意思を伝えていました。他のショーでもきっとそうだったと思いますが、ほんとに彼がどこかのチームにシートを獲得できることを心底願うものです。それとSGTやFポンで走っている若手ドライバーたち、ぜひ奮起して世界を目指してほしいものですね。

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