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2009年6月20日 (土)

内部統制報告書の記載内容の検討備忘録(2)

引き続き内部統制報告書の検討備忘録です。6月18日提出分です。重要な欠陥を報告した会社はこの日もありませんでしたが、本日の日経朝刊によるとついに重要な欠陥を報告した会社があったということでそれをこれからみてみます。

1.アイ・ティー・シーネットワーク株式会社(2009年6月18日提出)

正社員の人件費が重要な評価対象とされた例

「さらに、財務報告への金額的及び質的影響を勘案して、重要性が高いと判断された特定の業務プロセス「正社員に関連する人件費」についても評価対象として追加した。」

2.愛三工業株式会社(2009年6月18日提出)

評価対象である勘定を明示しなかった例。

「業務プロセスに係る内部統制の評価範囲につきましては、前連結会計年度の連結売上高を指標に、概ね2/3以上を基準として、当社を含む3事業拠点を「重要な事業拠点」に選定いたしました。選定した重要な事業拠点におきましては、事業目的に大きく係る業務プロセスとして、販売プロセス、購買プロセス、たな卸資産管理プロセスを評価の対象といたしました。」

3.株式会社東海理化電気製作所(2009年6月18日提出)

重要な拠点を2種類にわけ、それぞれの拠点で評価の対象とした勘定がちがう例。なお労務費を対象としている例でもある。

「なお、重要な事業拠点の選定については、売上高を指標とし、概ね2/3を一定割合としております。当該重要な事業拠点における企業の事業目的に大きく関わるプロセスとして当社は、販売、調達、棚卸資産、有形固定資産、労務費を、その他の重要な事業拠点は、販売、調達、棚卸資産を評価範囲として選定いたしました。」

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